セミナー詳細
第23回 ISO内部監査員大会
<人を活かす・組織を強くする> 監視・測定・分析及び評価の方法と哲学 第1部 事例発表① 13:40~14:15 ISOに頼りすぎない品質保証活動 太陽誘電株式会社 品質保証室 部長 勝田正弘様 同社では、検査など結果系の検証に主体をおいた品質保証から視点を変えて、各プロセスの管理水準を上げる活動を継続して実施しております。Zero Defect(欠陥ゼロ)が要求される厳しい高信頼電子部品の市場に対応するための取り組みを、これまでのグループ品質保証HQ(ヘッドクオーター)としての活動や海外勤務の経験もふまえてご紹介します。 事例発表② 14:20~14:55 調べる営業 事実から発想する問題解決 高信化学株式会社 社長 高橋弘樹様他 同社の主な顧客は研究所、商品開発部門、品質管理部門など。そこに研究用の試薬、測定機械などを販売する同社の企業理念は「For Your Success」。同社営業マンの行うことは、顧客の研究目的を知り、研究者たちの成功を期して、的確な商品の提案を行うこと。営業は調査に徹しています。そのためにも、同社は事実を調べ、データを収集分析し本質を追究することを風土とするために、日常的に仕事の研究を促進しています。 第2部 講 義 15:10~16:30 人を活かし組織を強くする監視・測定・分析及び評価の方法と哲学 ~W字問題解決モデルの意義 QC・ISO文化を超えて~ 株式会社CRI中央総研 所長 三谷徹男 本来、人はより良く生きようとして、自ら考え行動するもの。ISOが求める監視・測定・分析及び評価は、改善の方法=より良くするための活動プロセスであり、人を活かし組織を強くするはずのもの。しかし、現実にはなかなかうまくいきません。内部監査もしかり。お互いより良くするためにどうすべきか考え合う場とし、仕組みの改善を図るべきものです。問題解決はいかに行うべきものか、人を活かし組織を強くするにはどうすべきか、かつて川喜田二郎(元東京工業大学 名誉教授)が提唱した「W字問題解決モデル」を再評価し、改めてその意義と方法を提唱いたします。 |
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